金曜日はお茶のお稽古へ・・
7月なので夏物の着物にしなければならないのだけど、手入れが億劫なので浴衣で行くことにした。
今年はウン十年ぶりに浴衣を新調しえもらった。
今まではお嫁入り前に作ってもらった絞りの浴衣だったので、身幅があわなくなっていたから・・
実家の隣町は絞り染めで有名な有松
夫の実家も鳴海という東海道五十三次の街道の宿場町だ。(夫の実家はまさに旧東海道沿い)
絞り染めは、東海道を行く旅人の有松・鳴海宿のお土産品として発達した。
子供の頃、近所のおばちゃんたちは、みんな絞り染めのアッパッパ(サンドレス?)を着ていたし、父方ののおばあちゃんも、いつも縁側で絞りを絞っていたので、そんなに特別のものとは思っていなかったけれど、大人になって、細かな手仕事で、これからの後継者が不足していて、貴重な工芸品となっていることを知った。
以前のは赤や黄色の色がさしてあるものだったけど、今回は大人柄でキリリと”麻の葉”の柄に・・
ちょっときれいな、木綿の半巾帯にしたのだけど、博多の帯に比べると締りがゆるくて、少し不安。
次回は博多の帯にすることにした。
今はさめざめと鮮やかな藍色だけど、ゆっくり落ち着いてくると思う
今年は何度着ることができるでしょうか?