パリへきて5日目
今日は、電車に乗ってドイツとの国境の町ストラスブールへ足を伸ばしてみます。
朝早くに一度ホテルをチェックアウト。荷物を預かってもらい小さな荷物ひとつで出かけます。
電車でパリから4時間ちょっと
ストラスブールは、町の中心部からバスで30分も行けば、ライン川がありその向こうはドイツ
そのために、何度も国境が変わった歴史を持っています。
特に世界遺産になっている旧市街地は昔の面影を残した町並みが残っています
NHKの頁を参考に
☆
午後にホテルに到着して、すぐに街へ出かけます。
目指すは街のシンボル”カテドラル”
あまりの大きさに、どこから写真にとっても全景を写す事ができませんでした。その代わりに街のどこからもその姿を見ることができるので、散策の目印になります。
カテドラルの外壁は不思議なバラ色をしています
その壁がまるで天に向かうように高くそびえています。
外壁にはものすごく細かい彫刻が施され、その存在感は圧巻の一言。
カテドラル中のステンドグラス
(左)パリのノートルダムよりきれいだと思ったバラ窓
(右)教会内部 真ん中の人と比較して天井の高さがわかっていただけるのでは
教会の中から出てみるとそこは観光地ならではのお土産屋さんやお菓子屋さんが並んでいます
でもその建物もまるでおとぎ話のようです
(右)ストラスブールはコウノトリがやってくるのでも有名で、お土産にもなっています。
少し休んで、街を散策
旧市街地をぐるりと流れるイル川
そこから何度も出てしまい、迷子になること数回
でも街の人々がとても親切で、向こうからどこに行きたいの?と訪ねてくれます。
クグロフはアルザス地方の伝統菓子
あちこちで見かけます。
そのほかにはプレツッエル(硬い塩パン)
街の中でも特に昔の名残のこい地区”プチ・フランスへ
ここは、”ハウルの動く城”のモデルとなった場所と聞きました
本当に美しい町並みです
その一角に刺繍のお店も見つけました。
私の大好きな”ルージュ・ド・ラン”のキットもたくさん売っています。
そうアルザスは赤色刺繍が盛んな場所でもあるのです。
その昔、茜の産地だったこの地方は、赤糸の染色が盛んになり、染色職人の工房からの排水でライン川が赤く染まったそうです。
”ルージュ・ド・ラン(ライン川の赤)”の名前はそういうことなのでしょう。フランスの刺繍糸DMCはアルザスで生まれました。中でも498番は「アルザスの赤」と呼ばれています ←<豆知識>
すぐに影響されやすい私は、赤色刺繍をするときはこの498番でしてみようと思ったのでした。
夕食は伝統料理のシュクルートにアルザスビールをいただきました。
これがまたおいしかった。(ビールが!)
アルザスで滞在したHotel Sofitel
ここの何が素敵といって、私たちはそのベットに一目惚れです
見た目はシンプルで普通ですが、マットがふかふかで枕の硬さも申し分なく、夢のようなベットでした。(今ままで最高!)
そうして次の朝の朝食がまた素敵でした
娘が頼んだ紅茶はナント鉄瓶でサーブされ、各テーブルに置かれたジャム類はパリのル・ノートルのものがずらり。
それに「コンフィチュールの妖精」と呼ばれるクリスティーヌ・フェルベールさんのジャムも3種置いてありました。
そのほかのパン類もおいしかった!
このホテル素敵です♪
ゆっくり朝食をいただいて、また街を散策し、少しお買い物、フェルベールさんのジャムも見つけて(後日パリに売っているのを見つけました)今日はパリへ戻ります。名残惜しいですが、この日はとても寒く雪もチラチラ
ストラスブールともお別れです。
車窓から。あっという間に雪景色になってしまいました。
パリのホテルに着いたときは我が家へ帰ったようにほっとしたのでした。
今夜は最後の夜。
奮発して、生牡蠣を食べに行きました。夢のようだった♪